接着芯で作る万能アイロン定規

直線でも曲線でも対応可能な万能アイロン定規です。作ってみたらすごく使いやすかったので、紹介します!

目次

アイロン定規とは?

裾上げや三つ折りなど、布をきれいに折りたいときに使う道具です。目盛りに合わせて布を折り返し、上からアイロンをかけるときれいに折り目をつけることができます。

市販されているものはプラスチック(アイロンの熱でも溶けない素材)でできていることが多いようです。

 

いいところ、悪いところ

今回紹介したいアイロン定規のいいところと悪いところはこんな感じ。

 

いいところ

  • 直線でもカーブでも対応できる
  • 目盛りが消えない
  • 長くてもクルクル巻いて収納できる

悪いところ

  • 正確な幅で作るのが少し難しい(開き直るのもアリ)
  • お店で売ってない

 

どんなもの?

You Tube適当ソーイングさんの「万能アイロン定規」で知ったのですが、このアイロン定規は服の裾など曲線を折り返したい時に便利です。

 

作り方

作り方や使い方は動画で説明されていますが、バッグの芯地として売られている接着芯をバイアス(布目に対して斜め)に切ったら二つ折りにしてアイロンで接着。1cm、1.5cmなど折りたい幅のところをミシンで縫って目盛り代わりにするだけ。

 

布の厚みを考慮して、1cmに折りたいなら0.9cmのところを縫わないといけないところが少し難しいですが、そこさえできれば後は超便利!

 

完成形

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私が作ったものは少しずれている気がしますが、素人が趣味でやってることだし、服の縫い目も少しずれたりしてるんだから、定規の印が1mmずれようが問題ない!と開き直りました。

 

バイアスにしたことで好きな形に曲げて固定できるので、ラウンドスカートの裾だって、シャツの裾のS字カーブだってきれいに合わせることができます。


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細いものを作ったら、袖ぐりのようなきついカーブでも対応できちゃうんじゃないでしょうか(そんなところを折ることは無いと思うけど…)

 

今までは裁縫箱に合わせて厚紙で作ったアイロン定規を使っていましたが、曲線には対応できないし、何回も移動させないといけないし、縁がよれてくるしで使い勝手はイマイチでした。

この万能アイロン定規を作ってからは、スカートの裾もアイロン台の幅を最大限に使って一気にアイロンをかけれるし、クルクル丸めて収納できるしで大満足です。